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                      | 村興しに協力(上海 崇明島 港沿鎮園芸村) 
 2019年 7月15日 - 18日
 
 日本盆栽作家協会 小林 國雄 記
 
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                      | 私の園で修行した上海崇明島の陳怡君からの依頼で盆栽のデモンストレーションを頼まれた。場所は崇明島の港沿鎮園芸村である。
 
  (右端から、弟子の陳怡,周浪,筆者,黃有為,神康文)
 
 村では大量の黄楊木(ツゲノキ)を生産し庭木や、黄楊木の工芸品を作っている。その中に黄楊木の盆栽も入れて村興しを計画しているのである。それで私を招いて黄楊木を使って盆栽にするデモンストレーションを行わせたのである。
 園芸村に着くと私を歓迎する看板が沢山立っていた。政府の役人さん達が農園を案内してくれた。
 
 
  (崇明島港沿鎮園芸村中央の盆栽園)
 
 
 
  (崇明島の区長、李政氏。皐月に興味を示してくれた)
 
 デモの会場には村民だけでなく上海市の大学生がバスで一時間半もかけ見学に来てくれた。神君の通訳で弟子の黄君と周君が私の助手をしてデモンストレーションが始まった。
 
 
  (技術指導に関心を示す住民。)
 
 黄楊木は葉が小さく密になるので盆栽に適した樹種であるが、花が小さく実も地味である。中国人の多くは派手な華美装飾を好むようである。
 
 
  
 私は村おこしの企画の中に花が華美で盆栽にも出来る皐月を作る事も提案してみた。色彩豊かで四千種類もある皐月の花を綺麗に咲かせたら多くの人が皐月に魅せられると陳怡君と二人で政府の方に提案してみた。2021年には上海の崇明島が世界花博の会場となるので私に協力要請があった。日本で低迷している皐月を中国で復興してみたいものである。
 
 
  
 
 
  (崇明島の湿潤な気候は盆栽の生育適地)
 
 
  (村で開かれた私の個展)
 
 
 
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